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摂津岡本梅まつり 限定&非売品の「梅林パン」 [洋のおやつ]

神戸・岡本にある岡本梅林公園で、毎年この時期に開催されているのが「摂津岡本梅まつり」。
商店街も協力していて、街のあちこちに告知用のポスターが貼られていたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

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岡本は、江戸時代から「梅は岡本、桜は吉野、みかんは紀の国、栗丹波」とうたわれるほどの梅の名所だったそうですが、阪神大水害や神戸大空襲、そして戦後の宅地開発などで、すっかり梅林は失われてしまいます。
そこで、1982年(昭和57年)に神戸市が住宅地の中の土地を公園として整備したのが、現在の岡本梅林公園で、梅が見頃となる毎年この時期に「摂津岡本梅まつり」が開催されています。

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このポスターに「甘酒1000人分 梅林パン800人分 ふるいます」と書かれていたのですが、当日お出かけして「梅林パン」を頂いてきたのでご紹介します。

といいながら、朝早くで慌ててしまい、カメラ持っていくのを忘れてしまったので、現場の写真はありません・・・(泣)。

「梅林パン」の無料配布もあってか、毎年たくさんの人でにぎわう梅まつり。10時からの配布に、去年は9時半頃から並んだのですが、かなりの人出で、主催者側の方に「ひょっとしたらパンはないかも・・・」と言われ、どきどきしました(結局、頂くことはできたのですが)。
そこで、今年はちょっと早めの9時10分過ぎに到着。今年は整理券(引換券)を配るシステムになっていて、頂いた整理券は70番台でした(早すぎたかな・・・)。
去年に比べると、今年は出足がゆっくりで人数もやや少なめだったような気もしますが、その後、行列は天井川沿いの道を岡本八幡神社のある山の方へどんどん伸びて、長くなっていったみたいです。

結局、イベントは10時前に始まり、東灘区長のあいさつや、以前の岡本梅林の華やかな様子をご存じだという地元住民の方(90歳代の女性でしたがものすごくお元気でした)のお話などがあったあと、いよいよ公園内へと進みます。

そして、行列に並んでからほぼ1時間弱が経ち、見事ゲットしたのがこちらの「梅林パン」です。

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このイベント限定、非売品で年に1回しか食べられない「梅林パン」。形は梅の花をかたどっていて、色もピンク色です。
実はあの有名な「ビゴの店」のフィリップ・ビゴさん特製のパンなのです。

以前はおまんじゅうを配っていたのですが、確か4〜5年くらい前からこのパンになりました。
ちなみに、無料でふるまわれている甘酒も、パンに変わったのと同じ年あたりにボランティアの方の手作りっぽいものから酒造メーカーさんが提供するものに変わりました。

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中はこんな感じです。生地は中までピンク色で、白あんが入っています。
生地の部分は色目でもわかるようにほのかな梅の味と香りがするのですが、あんにも梅の味が付けられていて、とてもおいしいです。
本当に非売品なのがもったいないですね。

しかし、これだけのものを用意して、たくさんの人に梅を楽しんでもらおうという岡本のみなさんの地域への愛情というのはすばらしいですね。
公園自体が住宅地の中にあるので、地元の住民の方にもご迷惑をおかけしていると思いますが、こうしたイベントが長く続くよう、参加する方としてもマナーを守りたいものです。
パン、来年も食べたいし・・・(^_^)

ちなみに、梅の見頃は今週末あたり・・・という感じで、少し早めかなあという感じでした。
「梅林パン」はまた来年ですが、地元の岡本商店街では、「クイズ de 梅ウォーク&梅の味覚フェアー」と題したイベントを行っていて、梅を使ったスイーツや料理などを期間限定で提供していますので、ぜひおでかけしてみてはいかがでしょうか?


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