SaisaiCafeの「玉川ブルーベリータルト」 愛媛にて

もうずいぶん前のことになってしまった感じですが、先月のシルバーウイークのおでかけ日記、最終回の３件めです。連休のメインイベントは、久々に実家に帰省することだったのですが、その際に立ち寄ったのがこちら。



愛媛県今治市にある「さいさい（彩菜）きて屋」です。
「今治市ってどこ？」って思われる方も多いかもしれませんが、「しまなみ街道」の愛媛側の起点の街・・・って、わかりますかねえ（笑）。

この「さいさいきて屋」は、地元のＪＡおちいまばりが運営する直売所。直売所では国内最大規模という４２５坪のスペースで、地元の農家が生産した新鮮な野菜や果物、肉などの農畜産物のほか、それらを使ったお総菜や、地元・瀬戸内海の魚などが販売されています。
お店のディスプレイが非常に特徴的なのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました・・・（公式ホームページでどうぞ）。



で、このお店に併設されているカフェ「SaisaiCafe（さいさいカフェ）」が今回のターゲット。
もちろん、このカフェで販売されているスイーツも、地元でとれた旬の新鮮素材を使って作られているということで、帰省前にネットで情報を見つけて、ぜひ立ち寄ろうと決めていたのです。



ショーケースにずらりと並んだ、この日のケーキたち。
中段左から、しらたまオレンジ、いちぢくタルト、ガトーショコラ、かぼちゃのチーズケーキ。下段は左から、玉川ブルーベリーショート、瀬戸ジャイアンツ、（またまた）いちぢくタルト、くりのガレット、玉川ブルーベリータルトです。

「玉川ブルーベリー」というのは、４年前にいわゆる「平成の大合併」で今治市と合併した山あいの町、旧玉川町で生産されているブルーベリー。「媛ベリー」とも呼ばれ、粒が大きくて、何より新鮮さがウリだそうです。
瀬戸ジャイアンツは、「しまなみ街道」の中にある旧宮窪町（こちらも４年前に合併）で生産されている白ぶどうの一種。粒が大きいのに皮が薄くて種もなく、丸ごと食べられるのが特徴で、糖度もマスカットより高いそうです。
そのほかの素材も地元産の新鮮なもの。もちろん農家の方が作ったのではなく（失礼！）、ショーウインドウの後ろの店の奥でパティシエさんとパティシエールさんが作っていました。

今回頼んだのは、９：００～１７：００に提供されているケーキセット。ショーウインドウの中から、ケーキを１つ選び、それにドリンクとジェラートがセットになっています。
ドリンクによって値段が異なり、ホットコーヒー・アイスコーヒー・アイスティー・アイスミルクとのセットで７００円、かんきつ生ジュースまたはアイスカフェラテのセットは８００円、旬の生ジュースとセットでは９００円です。

行列している間、かなり迷った挙げ句、選んだのがこちら。



玉川ブルーベリータルトでございます。１ホールを６等分したのが１個で、サイズは大きめです。
ドリンクはアイスコーヒー（これまたトールサイズ以上あり）に、この日はブルーベリーのジェラート（かぶった・・・）で８００円はかなりお得感あり。

味の方は、ブルーベリーそのままです！
シロップにつけるなど、加工したあとにケーキに乗っているものもよくあるんですが、これは、さすがに新鮮なだけあって、素材そのものの味を全面に押し出している感じ。それだけでブルーベリーは十分甘く、独特の甘酸っぱさもあり、タルトの部分はサクサク。本当においしいです。
また、ジェラートも新鮮で味が濃く感られます。



ケーキセットのジェラートは選べませんが、単品（シングルで１５０円）で頼むと、これまた新鮮素材を活かしたいろんな味が楽しめますよ。



相方さんが選んだいちじくのタルト。ちょっと横取りしてみましたが絶品でした。

個人的には、時期が少し早く、大好きないちごを使ったスイーツがまだ販売されていなかった（１０月には登場しているらしい）のが少々残念ですが、何より新鮮さとボリューム、そしてシンプルな味わいはかなり満足できました。こんなお店が田舎にあったとは・・・。

ちなみに、地元の方言で、「さいさいきて屋」→「再々来てや」＝「たびたび（何度も）来てね」っていう意味です。


　
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SaisaiCafe（さいさいカフェ）

住　所　：今治市中寺２７９−１ 　電話番号：０８９８−３３−３１３１ 　営業時間：９：００～１９：００ 　http://www.islands.ne.jp/ochiima/index.html 　http://www.islands.ne.jp/ochiima/yorozu/choku/cafe.html

saisaicafe （カフェ / 伊予富田）

タグ：愛媛 洋のおやつ ケーキ